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2013年2月 8日 (金)

真央とシェヘラと般若心経

般若心経(はんにゃしんぎょう)

仏教経典。原名をプラジュニャーパーラミター・フリダヤ・スートラPrajpramit-hdaya-straといい、『般若波羅蜜多(はらみった)心経』の略。『心経』とも略す。フリダヤ(心)は心臓を表し、心髄・中心などを意味する。種々つくられ、しだいに増広されて膨大なものとなった般若経典群のうち、その中心思想をきわめて簡潔に述べた経で、仏教の全経典のうち、もっとも短いものに属する。そのなかに、「色即是空(しきそくぜくう)、空即是色」(いろ・かたちをもって現れているものは、実体としてあるのではなく、実体としてあるのではいからこそ、いろ・かたちをもって現れる)の有名な語句があり、末尾に真言(しんごん)があって、古来日本人には親しい。原典はしばしば漢訳され、現存するものも7種あるが、寺院や民間でよく読まれ写経されるのは、玄奘(げんじょう)訳『般若波羅蜜多心経』である。

サンスクリット本の写本は、興味深いことに、日本に伝わっていて、「小本」と「大本」があり、小本(玄奘訳に相当)は法隆寺に、大本は長谷(はせ)寺(奈良)にある。

[ 日本大百科全書(小学館) ]

ぼ‐さつ 【×菩×薩】
《(梵)bodhisattvaの音写「菩提薩(ぼだいさった)」の略。悟りを求める人の意》仏語。
1 仏の位の次にあり、悟りを求め、衆生を救うために多くの修行を重ねる者。文殊(もんじゅ)・観音・弥勒(みろく)・勢至(せいし)・普
賢(ふげん)など。元来は釈迦の前生時代の称で、大乗仏教がおこると、将来仏になる者の意で用いられるようになった。
2 昔、朝廷から高徳の僧に賜った称号。「行基(ぎょうき)―」
3 本地垂迹(ほんじすいじゃく)説により、日本の神につけた尊号。「八幡大―」

[デジタル大辞泉]

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今年1月30日の(水)のことだったと思う。

ちょうど「高橋大輔に謝りたいこと~」というブログ記事を打っている最中
「テレビでフランス語」(Eテレ)が流れており、そのままにしていたら
「100分de名著」に番組が変わっていた。
これは古今東西の世界的名著を100分で読み解く(1回25分×全4回=100分)
という番組で、たまに録画して見ることがある。
これまでに源氏物語、カフカの「変身」、V・フランクル「夜と霧」、チェーホフ「かもめ」などの作品を扱ってきたが
その日は「般若心経」の第3回目だった。
第3回は“無”が教える優しさという副題がついていた。
般若心経の経文を4つに分け、それぞれの回で説明しているようだ。

般若心経ってよく分からんけど、クラスに一人は何故か全部暗唱できる人間がいたっけなあ…位にしか思っていなかった。

ぼんやり聞きながら文字打ったり、動画貼りつけたりの作業を続けていたのであるが
番組の中で花園大学の教授がこんな風に熱く語っているのが心に引っかかった。

「菩薩は人を救うため、永遠に修行する人なのですよ」

私は菩薩というものを所謂「仏様」と同じ種類のものだと思っていたが、
菩薩様というのは未完成の道を生きる修行中(仏になる為の修行)の人を指すのだそうで
般若心経はそういう生き方を理想としているらしいのだ。

ちょうどフィギュアスケートブログを書いている途中だったからなのか?
私はここで真央ちゃんの顔が浮かんできた。
何故か昨季のSPシェヘラザード(パンツ衣装)の真央ちゃんだ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

真央ちゃんはよく仏教にまつわるモノに例えられることがある。
シェヘラの衣装を身につけた彼女を最初に目にした時、思わず

「南無!」

と手を合わせつつ叫んでしまいそうになった。

衣装はバレエのシェヘラザードを忠実に再現してたと思う。
中近東オリエンタルテイスト満載。
以前アイスショーで「アラジン」の登場人物を演じた時の衣装が非常に似合っていたので嬉しかった。
アラジンの時は女の子~な感じだったがシェヘラは見ようによっては少年の様にも見える。
中性的な魅力がある。
それに加え、最近の真央ちゃんは聖母的な雰囲気も醸し出すようになったと思う。
昨季EXジュピターのせいかな。
「愛の夢」も清らかな女性の愛というより母性的なものを感じた。
男女の愛ではだけではない…もっと広い意味での愛。
母を亡くして、今度は彼女が母になっていくのかなと思った。
う~ん…今回はどうも感傷的になってしまいそうだ…

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

昔「山口●恵は菩薩である」とかいう本を書いてた人がいたが
別に私は「浅田真央は~(以下略)」ということを書きたい訳じゃない。
彼女は(食いしん坊で)感じの良いお嬢さんだが、神格化するつもりはない。
(神のように崇めている方もおられる気がするが)
とはいえ、フィギュアスケーターの中では長きに渡り崇拝されている偶像ではあるか
「人を救うため~云々」ではないが、何か他の人とは異なる役目を背負わされている雰囲気を持っている人だと思う。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

シェヘラザードは「千夜一夜物語」の発端となった事件(?)が描かれる。
愛妾に裏切られて女性を信じられなくなった王様が二度と裏切られないように
女性と一晩過ごしては処刑…それを繰り返していく。
(愛妾の他に女いっぱいいたろうに、小せえ男よ…とも思うが、それは置いておく)

そんな王様に困った宰相(そりゃ困るわな)の娘が「シェヘラザード」
彼女が妹とハーレムに入り、一晩過ごした後、面白い物語を語る。
(面白いかは微妙な話もあると思うが、面白いことにしておく))
王様は娘の話の続きを聞きたくて処刑を延ばしているうち、話が千一夜続き(長っ!)
王様が心を入れ替え、彼女を妻にしたというお話。
バレエ部分は愛妾の浮気というか乱痴気騒ぎ(改めてすごい内容だと気づく)→王様知る→悲劇…な内容。
シェヘラザードと銘打っておきながら彼女は出てこない。

が、真央ちゃんが演じると、(曲も可愛らしいファンタジックな部分使用)
バレエに登場しないシェヘラザード姫が王様に面白いお話をお教えいたしますわ~のようなイメージが湧いてくる。
スピンの部分はその中の冒険活劇(千一夜物語の中であるのかは知らん)の主人公の少年を表しているようにも見え
代々様々な選手が演じてきたものと趣が違う。

昨季不満だったのは、
ステップシークエンスが評判良かったとはいえ、
振付の評価が思ったほど高くはなかったことだ。
愛の夢もいいけど、これ絶対いいって!!
と幼稚園児のごとく手足バタバタヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;させたくなる程今も思う。
鐘とは別に意味でタラソワ先生すげえと思った。
彼女の音楽的素養がどれほどのものなのか、頭の中覗いてみてえ!とも。
今改めて言いたい
「もっと振付に点数くれよ!(# ̄З ̄)コンチクチョー!!」 
(ブログ主は結構駄々っ子です)
ブログ始めた時、これは書きたいと思っていた一つだ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

私がたまたま見ていた般若心経の第3回目は“無”が教えるやさしさ。
“無”が21回出てくる経文の部分であるらしい。
簡単に言えば
「固定観念をリセットし、新しく考え直す」という教えらしい。
それについて細かく読み解いていた。
今の自分を変えたいと願う。
そこに「…は無だ」「…は無だ」と“無”の連鎖を心に染み込ませる。
それにより価値観が変わる。
どんな生き方かはお答えできないが、「新しいものの見方」が残ると教授は力説していた。

英語圏の方でも“Heart Sutra”=「心臓のお経」心のお経と訳され、結構人気があるらしい。
その本のファンの有名人としてジョン・レノンの名前が挙がっていた。
ジョン・レノンの名曲“Imagine”にもその影響が伺えるらしい。
『般若心経』 の英訳の中で
no~,no~,…と続いている箇所があるらしいがイマジンの中でも
「No Hell below us」「no countries」「 no religion」
ってな歌詞がある。

今自分が持っている枠組みは間違っているのではないか?
それを壊して新しいモノが生まれる=想像力のパワーになるという捉え方をしているそうだ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

無理やり真央ちゃんに結びつけるなよ!と言われそうだが、
教授が熱く語っている間
バンクーバー後ジャンプの立て直しを図った真央ちゃんの姿がチラついた。

今まで身体に染み付いたものを修正していくというのは辛いものだったろう。
それに取り掛かって浮上できなかった選手もいる。
他にも矯正した選手はいるが、世界女王や五輪メダリストになってからという人はいないのではないか?
そのプライドが傷つくこともあったろう。
が、ようやく今季新しく生まれ変わった選手としてひと皮剥けた彼女を見ることが出来ていると思う。
苦しかったシーズンは新しく生まれ直す過程のもの。
(それでも…最低といってもワールド6位なのだ)
まだSPFP共に完全ノーミスというのは見られないが、昨季、それ以前より安心して見ていられる部分が大きい。

性格的なものも少し変化が見られるように思う。
ベースはそのままだが、以前より自分の周囲のものに興味を目を向けているというか…
元々社交性がない訳でもないが、ここ数年は注目されてる立場なこともあってか
警戒心が強くなってる印象があった。
無邪気だった少女時代を知ってる者にとっては寂しいところだろうが、
色んな世の中の仕組みがわかり、大人になったということなのだろう。
そこから…それこそ以前の枠組みを壊して、また一味違う彼女が見られるのかもしれない。
色々と楽しみだ。

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なんて書いてたら3Aだけじゃなく3-3も2つ入れるとか…
マジかよ!真央ちゃん!!
しかも3Aキレイに降りてるとか…

…いっそ、般若心経唱えながら四大陸見ようかしら?
……嘘ですよ…

でも「南無!」とか無意識に手を合わせてしまう可能性大。
緊張してきたけどワクワクもしてる。
良い演技が出来ますように。
他の選手たちもね。

この衣装が似合う彼女を観て改めて私は
「やっぱ、この人美人だわ…」
としみじみ思ってしまった。
(痛いヤツだと笑わば笑え!…である)
ルックスに問題ある人は絶対無理(ヾノ・∀・`)ムリムリ衣装。かなり人を選ぶ。

おまけ

般若心経関連で一つ。
【初音ミク】般若心経ポップ【PVつき】

若者言葉の現代語訳付きはコレ↓
初音ミクアレンジ「般若心経ロック」

今になってタイトルにある3つをまとめるのは無理があったか…と反省。
まあ、時には良いだろう。

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コメント

こんばんは~。
真央ちゃんの競技人生の完成系は仏様みたいになるんだと思っていたけど、それだけじゃないんだ!
修行を私たちに見せてくれている菩薩様だったと思うと、超納得です!!
私も神格化するつもりはないですが、特別な人だっていうのは間違いないですね。
器用じゃない所もまたいいんですよね、感情移入してしまうんですよね

なにやら今回は、小難しい話になるのか?・・・と思ったら、真央ちゃん愛が溢れていささか暴走(?)していくような・・・でも最後はミクミクで落とすというタレミミさんらしい展開!・・・楽しませていただきました。

真央ちゃん!あなたは「存在」が美しいです!
そして・・・3Aに3Fx3Lとな!・・・あ~楽しみすぎる!

(正座にて)御礼申し上げます。

>茶太郎様
>修行を私たちに見せてくれている菩薩様だったと思うと、超納得です!!
本来なら、私たち全員菩薩として生きれば良いのでしょうがね。
なかなかそうはいきません。
でも、彼女やはり特別なもの持ってる人ですよ。
スケートに関しては器用でしょうが、生き方は器用じゃないかもですね。
そこが日本人が応援したくなる「ツボ」かもです。

>ココルル様
>小難しい話になるのか?・・・と思ったら…
最初、ALLシリアスの回にしようかな…とも考えていたのですが、
…ダメでした。般若心経動画、たまたま見つけちゃいました…
ちょっとその辺自己嫌悪です

>真央ちゃん!あなたは「存在」が美しいです!
ホント…この人は何なんでしょうね?
色々と私にとっては不思議な人なのです。

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