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2013年2月 6日 (水)

男の花道~勝負師 髙橋大輔

今シーズン通して、(世界選手権で)優勝するのはパトリック・チャン(カナダ)だろう、という流れだったように思います。(1月の)

カナダ選手権、世界選手権の前の公式練習を見ても、そういう雰囲気を感じました。その流れに逆らえませんでした。僕が(チャンを)脅かす存在だ、と思わせることすらできなかった時点で惨敗です。

(2011/5/19 日経電子版 インタビュー 《高橋大輔「フリーのアクシデント、不運と言われるが…」》 より)

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以前「男の花道」と題して
エルビス・ストイコ氏をフィーチャーしたことがあった。
これは基本、引退した選手(レジェンドと申して良い)を取り上げるコーナーにしようと思っていた。
で、第2弾はストイコとは異なる意味で男っぷりを見せた(?)
1994年リレハンメル五輪金メダリスト―アレクセイ・ウルマノフ選手にする予定であった。

「髙橋大輔、SP変更」

の報を聞き、

髙橋大輔は漢である。

…という内容に急遽変更することにした。

大輔ファン以外の方にとっては「痛い」ブログになる可能性がある。
…と最初にお断りしておく。

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以前書いたことがあるが、
髙橋大輔は普段穏やかで礼儀正しく
駆け引きの為に相手をディスることはしない。
それどころか
「そこまで相手のこと褒めなくていいよ~」
と、変にお人好しっぽいというか…
一見アスリートとしてどうなの?…という言動がたまにある。
が、そういうところがまた人気出る要素でも有り得る
フィギュアスケートとはやはり特異なスポーツなのかもしれない。

それにも関わらず私はバンクーバーからの彼にまつわることや各シーズンの流れを見て

やはり、この人は勝負師だ。喧嘩師と言ってもいい!とまで思った。
(一瞬司●遼太郎著「燃●よ剣」の土●歳三を思い出してしまった。全然キャラ違うけど)

ディスらず、当然だが相手を殴り倒す訳ではない形の喧嘩。
(肉弾戦は大の苦手だろう。多分「無理無理(ヾノ・∀・`)」とか言う絶対。)
フィギュアスケートというのは一対一でぶつかり合う競技ではなく、大勢参加者がいるものなので
本来こういう表現を使いたくないのだが
これまで国内外「髙橋VS○○」という図式で煽られ、トップを争ってきた。

後から評価が上がってきた後輩たち(Pさんも含む)に迫られ、それに負けると
世代交代か!?と書きたくて仕方がない人たちが待ち構えていたりする。

が、この人はしぶとい。

国内においては一度失ったエースの座を取り返し、
国外の高得点が出る選手に点数でずっと負けていたものの
その次のシーズンではお客様のハートをつかみ、関係者や記者の中からも
「彼に勝たせてもいいんじゃね?」
という声まであがり、国別では(お遊びという人もいるが公式戦だ)点数でも勝った。

転んでもタダでは起きないとは まさにこのことだ。

何度か這い上がってきた過去があるからか、
今季全日本で2位となってもマスコミは「完全なる世代交代」とは断言できないでいる様子。
全日本フリー、魂の道化師があったからかもしれん。

冒頭の日経WEB版インタビュー。「惨敗宣言」なのであるが(そして「ソチまで現役宣言!」)
私は何故か自分でも分らんがインタビュー上記の部分が好きである。

あっさりした語り口であるが、結構すごいことを言っていると思う。
パトリック・チャンが優勝するだろう…という流れ
これはスケートファンが口に出さずとも皆感じているものだったろう。
故に選手たち・関係者は尚更…
そういう流れが出来るまで選手のみならず様々な国の様々な思惑が蠢く。運にも左右される。若手の中に急激に伸びる者も現れる。

そういう流れは一選手一人でどうにかひっくり返せるものではない。勿論良い演技をすれば良いことなのだが。
チームの力を借りるとはいえ、リンクに立って演技するのは一人。
穏やかに語りつつ、一人の演技でそれをひっくり返そうとしていたんだ…
勿論彼だけではなく、選手皆そういう気持ちで戦ってる。
勝てないことがあってもトップ争いが出来る彼はまだ幸せなのかもしれない。

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この人は草食男子そのものに見えながら、恐ろしいところがある。
私が勝手に思っていることなので、ここからは世迷言と思っていただいてよい。

私はこの人を表現において「天才」だと思っている。
こういう「天才」が近くにいると、何故かライバルの中には彼を意識しすぎて自滅する人間もでてくる。
(別種の高い表現を持っている人は別だが、それでもないこともない。)
技術等で彼より高評価を受けてる部分があってもだ。
(表現もまた技術ではあるのだが)
技術重視で「表現」を馬鹿にする人もいるかもしれないが、
「これ」にはそれだけの力があるのだ。点数には表せないもの。
「水物」でもあるけどね。

バンクーバーの時のことを語った本の中で
僕はテクニカル面で不安があるタイプなので~
という記述があった。

しかし現在
4回転の確率が上がってきて
(ニコライの省エネジャンプ助言、なんだかんだで役立っている。侮りがたし)
「惨敗」の次のシーズンからスピンの完成度がUP。スケーティング見直しも功を奏し、バレエも始め…

…私はこんな人、敵にまわしたくない!

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もうすでに報道されているが
この時期にSP変更!
やるねえ…仕掛けるねえ!
道化師ならぬ、勝負師だ。

ベートーベンのピアノ曲「月光」
ニコライ・モロゾフが振付!
怖いような…お楽しみのような…

↑第一楽章を使わないかもだけど載せてみた。

阿部ナナミ先生は才能ある女性であるが、あのSPは正直彼に合わなかったと思う。
あれはこれから「のし上がってやるぜ!」という選手なら良いかもしれないが、
スケーターとして円熟の域に達しつつある彼との相性はイマイチだった気がする。
それでもステップを上手く見せ場にしてたけれども。
(羽生君との相性は良かった…というか彼の粗が見えにくい振付をしてくれていた。
最近お姿を現さないが、羽生君の理解者の一人であったと思う。)
ロックでも「アメリカングラフィティ」な時代のロック。
ジャッジの方々の年代に合わせたものか?
「髙橋」なのに「粋」に成りきれない…衣装も合わせてそんな気持ちが良くない感覚が拭いきれなかった。
亀連後…じゃなくカメレンゴ先生のプロに慣れていたからそう思うのか?

ロックってのは結構厄介だ。
今や多様化されていてロックだから~だ…というのが語りにくい。
ジャッジの方々の年齢を考慮しても受けが良いとは思えない。
小塚君のバンクーバーフリーや、前回のアボットのフリー・エクソジェネシス
これらは「当たり」の部類に入ると思う。

さあ、おそらく彼の好みの曲であろうと思われる「月光」
吉と出るか…凶と出るか…
楽しみである。

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シェイリーン 宮本賢二 亀連後 D・ウィルソンに ニコライモロゾフ

(某年NHKSPを観て詠みし歌)
黒魔術 氷の魔物 召喚し マダム魅了す イケメン魔術師

外見濃く 中身乙女で 気は優し 髙橋大輔 漢でござる

……もう寝よう。

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本来の男の花道シリーズ(?)としてはもっと動画とか貼っちゃって
もっと過去のプロの話とかしたかったのだが、
それはまた別の日にする。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

memo

ドラマ「サキ」が怖い。

少し前のBSシネマにアメリカ映画「イエローハンカチーフ」放送された。
途中まで見たらやはり、「幸せの黄色いハンカチ」のハリウッド版っぽい。
主人公がムショから出るシーンから始まる。
当たり前だが、そのムショが実にアメリカン。趣が異なる。
どうしてもこの青年は武●鉄矢の役で、あの女の子は桃●かおりかあ…と思いながら見てしまった。暇な時に続きをみよう。

本代かなり費やしてしまった。
なるべく図書館で済ませようと決意。

明日から数日ちょっと大変になりそう。

コメントちょっと遅れます。ごめんなさい。

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コメント

タレミミさん、お休みのところ静かにお邪魔します^^

私がこちらのブログにお邪魔するきっかけとなった記事
♪髙橋大輔から正しい喧嘩の仕方を教わった
そして今回の記事…

彼を応援したい!と思わせる最大の理由は
「とどのつまりコレなんだ!」
とタレミミさんの文章で改めて気づかさせてもらってます!

>肉弾戦は大の苦手だろう。多分「無理無理(ヾノ・∀・`)」とか言う絶対。
顔の前で手をブンブン振りながら、無理の数ももっと多いんじゃないかと想像できる^^

海外プレスの意地悪な質問にも、意図をわかったうえで柔らかいオーラで受け答えし
ほのぼのした空気を作り出すあたりは、ホント素晴らしいなぁって

冒頭の3行、私も初めて読んだ時
なんと潔く、でも自分の感情を素直に表してるんだろうと思いました
で何回か読み返しながら
現在のフィギュアスケート業界をも端的に表しいるのか? とも

彼より随分年上ですが
「こんな人間にどうやったらなれるのか」
と強烈に思ったインタビュー記事でしたね

おっしゃる通り、敵に回したくない“怖さ”があると思います
たぶん一緒に戦ってる選手、とくに日本選手はその事をより痛感しているのではないか…
長く接する機会がある選手ほど、彼の色んな意味での“凄さ”が後々わかってくるというか…
そういうもの全てが演技に現れるから、彼のスケートに魅了される!

「大輔のスケートが好きなのでね」

歌子先生のこの言葉が大好きです
集大成の道を悔いなく突き進んで欲しいなぁと思います
新SPはもちろん、私はただただ応援するのみ!!

長文お許しくださいm(_ _)m

コメントには当たらないですが、我がPCでは髙の字は環境依存文字で、消えてます。
そのへん一般には解りにくい本人と似ている?

タレミミさま、こんにちは。

>この人は草食男子そのものに見えながら、恐ろしいところがある。

これを私も時々感じます。

>彼を意識しすぎて自滅する人間

ここも。

フィギュアはスポーツとはいえ採点するのも観客も人間ですものね。
心を動かす演技をしたい 選手にとっては勝つということと同じくらいやりたいことなのでしょうね。

タレミミさん こんばんわ、はじめてお邪魔します。いつも、鋭いつっこみで楽しく読まさせております。
さて、大輔さんの人物像は正しくその通りで何故ここまで惹かれるのかよく意味が分かりました。
「外見は濃く中身は乙女でも、芯は漢」外と内側のギャップは知っていましたがもっと奥に潜んでいる
魔物のような「負けず嫌い魂」が底知れないエネルギーを秘めているからなんですね。
「サキが怖い」凄くわかります。大輔さんとかぶるところがあります。誰でも安心させて近づき最後にドン伝返し
されるって、こんな人にはなるべく近づかない方がいいかも?

>まっきー様

熱いっスね!!語りますねえ!!
彼のことを語るのは楽しいですね~
(前回あるものをシリーズで書いてたせいですね。多分)
>顔の前で手をブンブン振りながら、無理の数ももっと多いんじゃないかと想像できる^^
頭の中で声付き映像が浮かびますね。
>海外プレスの意地悪な質問にも、意図をわかったうえで柔らかいオーラで受け答えし
ほのぼのした空気を作り出すあたりは、・・・
IQは分かりませんが、EQは高い男なんですよ!
私もそんな人間になりたいですね。なかなか難しいですけど。
>おっしゃる通り、敵に回したくない“怖さ”があると思います
真央ちゃんもそうなのですが、ほのぼのの裏にある「怖さ」に惹かれる、
私はそんなちょっとMなファンだったりします。

また熱い感想を書いてくださいまし。

>髙様
あちゃ~ご指摘ありがとうございます!
私のスマホからみてもそんなんなってました。
不本意ながら「高」で打った方が良さそうですな。
>そのへん一般には解りにくい本人と似ている?
…うまいこと言いますね…(ニヤリ)座布団差し上げたい。

>たんぽぽ様
やはり彼の怖さを実感しているのは私だけじゃないのか…と何故かホッとしてます。

>心を動かす演技をしたい 選手にとっては勝つということと同じくらいやりたいことなのでしょうね
それは非常にわかるのですが、例えば今季のPさんはちょっと迷走気味のような気がします。
あの技術あっての点数の高さなのに技術力がちょっと怪しくなってきていますからね。

>ひまわり姫様
このハンドルネームを見て
誰の~ために咲いたの~♪とかいう歌(ひまわり娘)をちょっと思い出しました。
(知らなかったらごめんなさい)
大輔人物像…あながち間違いではないですよね?
想像で書いた部分もあるのですが。
>「サキが怖い」凄くわかります。大輔さんとかぶるところがあります。誰でも安心させて近づき最後にドン伝返し されるって、こんな人にはなるべく近づかない方がいいかも?
ひゃあ~!大輔さんはサキに通じる怖さがありますか!
EQ高い人だと思いますが、サキのように言葉巧みに人を操れはしないでしょう。
魔物のような部分は氷上のみ…ですかね。

返信ありがとうございます。ひまわり娘の歌知っていま~す。古!私のひまわり姫の訳はひまわりの花言葉で神話時代にあるお姫様が太陽神のアポロンに叶わぬ恋をしたからいつも太陽に向かって恋心を燃やしているっていうお話が絵本に載ってあったので命名したんです。って言うわけでもちろん、アポロンは高橋大輔さんです。(^^)。この訳誰かに言いたくって仕方なかったんでよかったです!ありがとうございました。ということで、「サキ」と大輔さんがかぶっているって言ったのはそんな恐ろしい悪を抱えてる人っていう意味じゃなく「怖いほど負けん気が強い人」って言う意味です。そういう芯の強いところがサキの怖さにかぶっているのかなって思っただけです。すみません「言い訳」してしまいました。

>ひまわり姫様

>ひまわり娘の歌知っていま~す
…なんかホッとしました…
>私のひまわり姫の訳はひまわりの花言葉で神話時代にあるお姫様が太陽神のアポロンに叶わぬ恋をしたからいつも太陽に向かって恋心を燃やしているっていうお話が絵本に載ってあったので命名したんです。
深い恐れ入りました!
>アポロンは高橋大輔さんです
ギャー!参りました!!(すみません…)
私は彼の演技のファンですが、男性としては…恋はできないかもしれない
という不届ものです(;´Д`A ```
>、「サキ」と大輔さんがかぶっているって言ったのはそんな恐ろしい悪を抱えてる人っていう意味じゃなく「怖いほど負けん気が強い人」って言う意味です
すみません…私も誤解を招く表現をしてしまったかもしれません。
負けん気は凄まじいですよね。
実は恐ろしい悪を抱えていたなら、それはそれで応援したくなるかもしれません。
(え!?ならない?…そうですよね…)

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