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2013年3月28日 (木)

高橋大輔“Bachelorette”に浸ってみる

繰り返しになるが、私が大輔ファンになったのはあくまでバンクーバーより。
まだそれについて語ってないが、“EYE”“道”プロが大好きだ。
(そう。まさに“DAISUKI TAKAHASHI”である)

そして、「このスケーター好きだ~!一生ついていきます!」
…となったのが、今回ご紹介する“Bachelorette”
これは「プログラムを見る」というより「プログラムに浸る」という表現の方が私にとっては正しい。
ついでにいえば宮本賢二先生ファンになったのはこのプロ見てからだ。
ホント、この演技動画見続けました。嫌になるほど。
最初見た感想は

「この人、絶対変だ」

身も蓋もない物言いだが、最初の率直な感想はそれだ。
そして、

「この振り付けした人も、おかしい」

なのに、何故か様々な大会やショー動画の「コレ」を見続けた。
自分でも何故惹かれるのか分からなかった。

ちょっとニコ動のものを幾つか貼ろうと思う。

この中のどれか一つで良いのだが3つ貼ることにする。

この中から一つ適当にご覧になるのも良し。全部見るも良し。

そのうち、“THE ICE”のものには短いインタビュー有り。

高橋大輔 2008 世界選手権 EX

2007 GPF EX Bachelorette

高橋大輔 2007 The Ice Ex

大輔…若い。そして、どういう風に魅せたいのか話してくださっている。通訳が必要かもしれないが…
それにしても…“THE ICE”でコレやったのか…と改めて思う。
解説がうるさく感じるのがちょっと玉に瑕な動画。

正直、ビョークは決して好きなタイプのミュージシャンではない。

歌声と容姿のインパクトがあって、覚えやすい人物ではある。

でも某英国ロックバンドのファンだった時期、彼女がThe Sugarcubesというバンドにいた事は覚えている。
今でもそうだが年齢不詳。↓このPVはうっすら覚えている。
アイスランド出身の歌手だが、日本人から見て親しみやすいようなそうでないような不思議な容姿。

The Sugarcubes - Hit

可愛らしい中にちょっと不気味さがあって…
ピュアな中の「ヤバさ」があって…
ちょっと楳●かずお先生の登場人物っぽい気がしないでもない。

Bacheloretteの動画も載せてみる。

【高画質】Bjork - Bachelorette【PV】

この人の歌声を聞くと、
終わらない悪夢を見てるような
そして何故か「胎内回帰」という言葉さえ浮かんでくる。
人の生理にジワリジワリ入ってくる感覚。
声も可愛らしいけどどこか怖いのだ。
好きじゃないけど、決して無視出来ない。
それがまた心地よくない。

これを聞いて心地よく思う方もいらっしゃるかもしれないが、
私はそうではないらしい。
とはいえ、私も友人等から見て
「気持ち悪いの聴いてるなあ・・・」
と言われることもあるのだけれど。

I'm a fountain of blood
In the shape of a girl
You're the bird on the brim
Hypnotised by the Whirl

(訳)
私は女の子の姿をした血の噴水
あなたは精神の混乱によって
催眠術にかけられた淵にいる鳥

いきなりこんな感じで始まる。

これを男子…しかも、日本の選手が滑ったのかよ…

いや、逆に「日本男子」だからこそ「コレ」をスケートで表現出来たのかもしれない。

どんなに表現力あっても、英語圏…いや、それ以外のヨーロッパ語圏の国でもやらないな。男子は特に。
上手く言えないけれど、
何か「タブー」を冒している感じになってしまいそうな気がする。
(ジョニー・ウィアー姐さんならやれるかもしれない。表現法違うけど)
男性が踏み込んではいけない領域に入ってしまうような…
日本以上にその辺は窮屈なところがある。
男性が女性的なものを演じることに抵抗ありそうな。
大輔がやると“女性”というより中性的で
よくファンの方がおっしゃるように「人外のもの」とも言えないこともない。

コストナーさんが別のビョークの曲をEXで使用していたが、
その曲はビョークの中では明るく、可愛らしい(あまり毒がない)雰囲気のものだ。
これには「問題」の欠片も見つからない。ま、女性スケーターだからてのもある。

「辺境の国」日本だからこそ出来たのかもしれない。
そして特異な才能を持つ高橋大輔だからこそ成り立った。
このアイデアは大輔だろうか?それともやはり宮本賢二先生か?
どちらにせよ、

「これは問題作だ」

と思う。大げさかな?いや、ホントそのくらい衝撃的だったのですよ。
「意欲作」でもいい。
生理的に嫌な部分を刺激されながらも無視できぬプログラム。

大輔&宮本先生に完敗した。

もっと早くファンになれば良かったと、地団駄踏ませたのも「コレ」である。

コレにハマるとなかなか日常に戻っていけなくて困る。

つくづく罪な男である。

ビョークのミュージカルのようなPVもついでに載せよう。
これは可愛らしい。コストナーさん使ったのこれかな?
スパイク・ジョーンズ監督作
[PV] Bjork {ビョーク} - It's Oh So Quiet

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

MEMO

「この人、変だ」
「振り付けした人もおかしい」

…と思ったものがもう一つある。

浅田真央「鐘」である。

これにもハマった。

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コメント

バチェ記事ありがとうございます。個人的にはああいう世界観に弱いので
やってくれただけで感謝なんですが。日本人は男女差にあまりうるさくない歴史がありますね。
美少年の稚児文化や歌舞伎の女形がある一方、女でも鎧兜に身を固めて、戦場に出ようが一軍を指揮して城を守ろうが、やりたきゃいいんじゃないの?多様性を容認するというか、こうでなければいけない、という戒律や押し付けが少ない面も、日本の生きやすいとこですね。
ジェンダーにそれほど明確な線引きのない南方系の文化なので、融通がきいたり適材適所が結構発現しやすい。
旦那を立てて、表向きは男尊女卑と言われたころですらも、実際には旦那を操縦しやすい面もあったり?
無意識の本音とたてまえの中で調整のききやすい土壌はある気がします。
うー、スケートブログで何いってんだか。

取り急ぎここにコメさせて頂く理由が、すごくわがままなことですが
まっきーさんは、ブログなどやっていらっしゃらないのかな?ということをお聞きしたいと
思いまして。ここで尋ねさせていただいてもかまわないなら、ちょっとお返事聞きたいです。
もちろん、「自分のところを勝手に使うなあ!」ということであれば、
「怒」でご削除ください。ちゃんと怒ってくださいよ。

タレミミさん、ばちぇ動画の数々ありがとうございます!

>「この人、絶対変だ」
>「この振り付けした人も、おかしい」

端的で素晴らしいッス^^

おぼろげな記憶であくまでニュアンスなのですが
2人で 「何する?」 といろいろ曲を探していて、この“ばちぇ”を耳にし
2人で 「これやね!」 と即決だったと、賢二先生が前に語られてたと思います。
(確か、ヨーテボリでの世選という事も考慮した中での選曲ではあった筈です)

振付師に 「なりたて」 だった賢二先生と、
その「なりたて」 の彼に
自分の苦手な動きをいっぱい入れた欲しい! とお願いした高橋選手。
(速くないゆったりした動きや、苦手なスピンもふんだんに…とか本人仰ってた気がします)

ちなみに “狂気や妖しさ” を感じさせるこの作品の中で、わたしの一番のお気に入りは
ラストの首に巻かれたロープを解く様に見えるスピン!

結果、この初コラボレーションは
毎度おなじみ、ブリティッシュ・ユーロのおじさま達が見事に解説して下さってますな!
作品だけでなく、高橋大輔というスケーターの資質をも言い当てていらっしゃる^^
しかし、もう5年前なんですね~

そんなスケートに対して “ピュア・ラヴ” な彼の姿勢が伝わってくるインタビュー
http://web.canon.jp/event/skating/interview/int_takahashi1.html

以前にもコメントしましたが…
3年計画の最終年にして、(今のところ^^)現役生活の集大成となる今シーズン
スカッと迷いなく、これ以上ない精度の取捨選択で走り抜けて欲しいですね。

ひさびさに動画を見て改めて思ったこと!
 「この人、絶対変だ」
 「この振り付けした人も、おかしい」
 「でも…」
 「この2人の感性から生まれる作品は、唯一無二で大好きだ!」


追伸。blueberryさんへ
ブログはやっておりません。
人様のブログにコメントさせて頂けるだけでありがたいと思っとります。
ただ、若干(!?)長文傾向なので…
タレミミさん、いつでもお叱り下さいね^^;

ああ、残念。凄く情報ツウでいらっしゃるので、知らない話をぜひ読みたかった。
お邪魔しました。

jバチェとロクサーヌはいずれも動画でしか観てないので1度は生で観てみたかったです。でも去年ロクサーヌは生で観ました。年頃が今丁度油が載っていて若いころよりもっと卓越したプロになっていましたね。バチェは大ちゃんがインタで言ってたように「なんか気持ち悪~い演技」って。歌の内容を今初めて知りましたが本当にドロドロとした男女の愛憎劇が頭を駆け巡り恐ろしいような歌詞の内容だったんですね。そんなキモいプロをよくぞあそこまで演じ切れたことに感服です。そして宮本さんも天才じゃないですか?ビヨークのことですがやはり、あの人はちょっと変わっているのか凄い映画に出ていて気持ち悪い感覚がしたことを思い出しました。その映画は死刑囚が犯罪を犯してゆく過程が撮られていて最後に死刑台まで映されていたので見終わったあと、本当に吐きそうでした。

バチェの3種盛りありがとうございます。
ビヨークはMelody Maker紙(今な無いよね?)で初めて見た時、当時はまだSugercubesでしたが「少女?大人?」どっちとも
つかない風貌に興味を抱き、曲聞いて歌声が自分好みだったのでそのころからよく聞いてます。
ビヨーク単体でも好きなのに、それを大ちゃんで、宮本賢二さんの振り付けで。私にはたまらない組み合わせ。
何度も見てしまいます。一度でいいから生で見てみたいもんです。

>blueberry様
>多様性を容認するというか、こうでなければいけない、という戒律や押し付けが少ない面も、日本の生きやすいとこですね。
>スケートブログで何いってんだか。
…私にとっても興味深い方向に話が進んでいますね。このままジェンダー論について語っていただきたいところ。
私も話がフィギュアじゃない方向に進んでしまうこと、多々有る人間だからというのもありますが、
話が広がっていくというのは楽しいです。

>もちろん、「自分のところを勝手に使うなあ!」ということであれば、
「怒」でご削除ください。ちゃんと怒ってくださいよ。
ブログの掲示板で常連さん同士が言葉のやり取りをする…というのはそれ程珍しくもないと思いますし、
荒らし目的だったり、他の方を罵倒して自分の正しさを変に主張するのでなければ基本OKじゃね?
…と思っています。
逆にお聞きしたいのですが、そういうことを「怒る」ブログ主さんもおられるのですか?
以前、その手のことで失敗した経験があるのですか?
…興味本位で聞いちゃってます。
もし、答え難いことでしたら、メールでどうぞ。

>まっきー様

>振付師に 「なりたて」 だった賢二先生と、
その「なりたて」 の彼に
自分の苦手な動きをいっぱい入れた欲しい! とお願いした高橋選手。
二人共野心でギラギラしていた時期だったのかもしれませんね…
大輔はその時、「トップになれそうで届かない」という時期ではなかったか?
それにしても、「苦手な動き」だとは全然思いませんでした。
むしろ逆に得意な動きたくさん入れたらああなりました…と思ってました。
>ラストの首に巻かれたロープを解く様に見えるスピン!
別名「首絞めスピン」ですね!
>「でも…」
 「この2人の感性から生まれる作品は、唯一無二で大好きだ!」
上手く繋ぎましたね!そう。唯一無二です。
>タレミミさん、いつでもお叱り下さいね^^;
ギャグがつまらなかったりした場合、キビシイツッコミはするかもしれませんが、
「長い!」で叱ることは滅多にないと思ってください。
ただ、同じ内容を20行くらい繰り返し書いていたりとか、そういう時は
「もうええわ!!」とハリセンでぶっ叩かれる覚悟はしていただきましょう。


>ひまわり姫様
ビョークの主演した映画はミュージカル映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ですよね?結構当時話題になっていましたね。
彼女自身はピュアなのだけど、一種の「狂人」でもありますよね?
美しいミュージカルシーンとかあるのですが、アレ、彼女の、現実から目を背けた脳内世界だと思うと…彼女の妄想だと思うとやはり怖い。
ニコニコ動画には「映画史上最凶トラウマ動画、ダンサーインザダークの処刑シーン」なんて動画もありました。
アレ、トラウマになる方続出だったと思います。
私の大学時代の先輩があの映画について
「あれは、かわいそうな女がどんどん不幸になっていく話だろ~!?女って、そういうのなんで好きなのかな~?」
という言葉で片付けました。確かに目を背けたくなるのも女性だが、女性の間で特に話題になってたのも確か。う~ん…
ただ、あれはビョークのせいではなく、監督ラース・フォン・トリアーの責任が大きいです。
この監督、これの前に撮った映画も女がかわいそうなくらいボロボロになっていく話なのです。
(『奇跡の海』という映画です)
好きな女性に「ドS」な男なのかもしれません。

>saKi様

Melody Maker紙って、もう今はないのですか!?
昔、タ●ーレコードなどに置いてあったような記憶がありますが…
もうないのかあ…
saKi様はSugercubesから聞いているのですね!
私はちなみにその時、Suede好きだったりしました…
友人に言わせると歌い方が「キモイ」とのこと。一言も言い返せませんでしたね…
ビョークは色々書きましたが「キモイ」と「心地よい」が行ったり来たりする感じなのです。私の中で。
無視出来なくて、ファンじゃなくてもどこか気になる人であります。
でもビョーク・大輔・宮本先生の組み合わせは絶妙ですね。
野心作です。

やはり中には主張に対しての反論などで、ストレスを受けているブロガーさんや
閉鎖に追い込まれたブログも多々あるようですね。
最近見始めた私など、知らない壮絶な話の一端が垣間見えることあります。
表には出さないけれど、文章文体と実情は違う場合もあると思うので。
あちらのブログなら、空ブログも結構あるし、ちょっと地下っぽいところもあり・・・
登録なさったなら、そちらが早いかもですが。
ちなみにその時教えていただいた閉鎖ブログが、まだ見つかっておりません。
mizumizuさんだったと思うのですが。

イヤ〜盛り上がってますね〜!
この頃の大ちゃん、挑発的というか、「俺はやるぜヤルゼ」感満載でした!
日本にもこんな表現者が出てきたのか〜と衝撃度が半端なかったのを思い出しました!

ところで、上のblueberryさんのコメントのMizumizuさんのブログですが(人様のコメ欄でゴメンナサイ)、これ【Mizumizuのライフスタイル・ブログ】ですよね。
私も、バンクーバー以降に知って、遡って読み返し感銘を受けた一人です!
今でもブログは続けておられるようですが、もっぱらグルメや旅行記ネタになってますね。
私の知る限り、2011年の8月を最後に、フィギュアネタは出て来てません。

長々と失礼しました。

>blueberry様

>主張に対しての反論などで、ストレスを受けているブロガーさんや
閉鎖に追い込まれたブログも多々あるようですね。
・・・そこまでやられてしまうものなのですか?
完全におかしなものは「削除!」しまくってもしつこいのでしょうかね?
下手に真面目にやり合わないことも大事かもしれません。
(そうもいかないか…)
たまに、どう見ても会話が噛み合わなそうな者同士がブログのコメ欄で闘っている所、
他で見たことはあります。(ブログ主VSコメ主のような感じ)
mizumizuさんのブログ、読んだことありますよ。
下のココルル様のおっしゃる通り、グルメネタになってましたが、
フィギュアネタ…やめたのには色々事情がありそうですね。

>ココルル様

>日本にもこんな表現者が出てきたのか〜と衝撃度が半端なかったのを思い出しました!
そうです。そうです!
今まで彼に教えを授けた振付師・コーチ達の影響もあるのでしょうが、
彼は「ロシア式」とも「北米式」とも分類出来ぬ表現の持ち主ですよね?
日本だからこそ、生まれて発揮された才能なのかもしれません。

>2011年の8月を最後に、フィギュアネタは出て来てません。
これ、気になりますね。
ただ単に「フィギュアに飽きたから」なら心配ないのですが、
(でもそれだったら悲しい(つд⊂)!)
不快な思いをさせられた経験が多かったのかしら?

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