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2013年3月26日 (火)

再びPさんの幸せについて考える

このブログを始めたばかりの時、私は↓こんな記事を書いた。

2013年1月20日 (日) Pさんの幸せを考える

よく考えると…いや、考えなくとも余計なお世話である。

しかも、この時、「結論」らしきものを提出出来なかった。

私は熱烈なファンでもないし…

普段ネタキャラとしてこき使っているだけである。

ただ、これからご紹介する記事が出てしまうと、
ネタキャラとして使わせてもらっている義理(?)もあり、
かなり気の毒になってくる。

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フィギュア=世界選手権、不透明な採点システムに疑問の声

ロイター 3月18日(月)14時31分配信

[ロンドン(カナダ) 17日 ロイター] カナダ・オンタリオ州のロンドンで行われたフィギュアスケートの世界選手権の男子シングルでは、地元のパトリック・チャン(カナダ)が3連覇を達成したが、不透明な採点システムに疑問の声が上がっている。

ショートプログラム(SP)首位だったチャンは15日に行われたフリーの演技では、ジャンプで2回の転倒があったにもかかわらず、2位の得点をマーク。デニス・テン(カザフスタン)を抑えて優勝した。

チャンはふがいない演技だったとして、優勝後は2日続けてファンに謝罪。「今回の優勝を人々が疑問に思うのは理解できる」としながらも、「優勝に値する演技だった」と主張した。

また「ホッケーでは相手チームより1点でも多く取ればいいが、フィギュアスケートはそれよりも少し主観的」とし、「自分の優勝が妥当である理由について、機会があれば喜んで説明する」と話した。

今回の結果を受けて、世界選手権の元王者トッド・エルドレッジ(米国)は「パトリックを非難するつもりはないが、2回も転倒した選手があれほど高い演技構成点を獲得するのはおかしい」と指摘している。

2002年のソルトレークシティー冬季五輪でのフィギュアスケート競技の判定スキャンダルから10年以上がたった今も、フィギュア界は判定システムに対する信頼を取り戻せていない。

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勿論Pさんどうこうより、競技の不透明さを言われてしまうと
他のフィギュアスケート選手たちにとっても不利益が生じてしまうという訳で。

それにしても今回、Pさんに対して海外のマスコミの容赦のなさ…

ソチ五輪に向けて、普通はこの時期の金メダルって追い風になるのだけれど
Pさんは逆風になってしまいそうだ。
あっけらかんなPさんでも、ソチ五輪、ミスなく乗り切れるか?
多少ミスしても高得点なものだから、「批判なく金メダル」になるには、意地でもノーミス目指すしかなくなる。

皆ノーミス目指すのは当然だけど、Pさんは他の人以上にノーミス求められそうだ。
でなきゃ、また妙な雰囲気が漂うだろう。このプレッシャーに打ち勝てるか?

他の海外マスコミさんのWeb記事を集めてみた。
(タイトル押してご覧下さい。リンクしてます。訳は・・・英語に自信のない方はPC翻訳してみてください。私のブログのサイドバーにURL入れると翻訳できるブログパーツもございます。結構キッツイ文章になることもありますが)

おおっぴらでなくとも、Pさんの点数どうなの?な文章含んでいます。
勿論おおっぴらなタイトルも有り。

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↓出たよ!“チャンフレーション”
Patrick Chan tries to shrug off critics of ‘Chanflation’

上のロイター記事の元はこれかな?
日本語訳より文章長いかな…
Glitzy Gala cannot hide figure skating warts

フィギュアは死にかけている…ですか…?
「死んでいる」より、そう訳した方がいいよね?
Figure skating is dying, and judges can't prop it up

これはPさん以外の選手にも結構触れてますが、文の初めの方にご注目。
これだけ文章一部転載させていただこう。
よく見るとこれ、フィリップ・ハーシュじゃねえか…
'Home-ice' advantage boosts Chan to World Figure Skating title

LONDON, Ont. — The first sellout crowd at the World Figure Skating Championships got what it came for, a victory by the national homey, Patrick Chan.

But his performance as Rodolfo, the poet in the opera "La Boheme," wasn't much to write home about.

Unless, of course, someone wanted to add another chapter to the voluminous history of ridiculously unjustifiable judging in figure skating.

「途方もなく不当なジャッジ」か…

でも、この人…っていうか、他のジャーナリストももう一人の高得点(女子)のお方のことには絶対「不当」とは言わんな。
(トリノワールドの時は流石にいたがな)

「あの方」のバックの強さかしら?ノーミスやったのも大きいけどね。
つくづく運の良い嫌な女である。

地元キャナダでも…
  ↓
Patrick Chan says world title win 'wasn't a gift' from judges

ここでも“チャンフレーション”。Pさんは
「チャンフレーションなんて信じないよう・・・」みたいなこと言ってますが、
地元でもコレなら、五輪でこういう勝ち方したら地獄を見そうだ。

レジェンドの方、ベテラン選手の中でもキビシー声あり。

トッド・エルドリッジはツイッターにて、
「Is Chanflation back? Or did it ever leave? Shouldn't falling affect components? Puzzled in FL! 」
などと言い、(他にも色々言ってます。で、デニス・テン君におめでとう言うてます)

ジョニー・ウィアー姐さんは元々Pさんの点の出方にどうこう言ってた方であったが
やはり、今回も黙っていなかった。ツイッターにて色々言ってます。

で、前回のブログにて神・珍演技動画を載せた「皇帝」エフゲニー・プルシェンコさんまで…

“Denis Ten won that world championship,”
“Patrick Chan didn’t win, his figure skating federation did! That’s my opinion as a person who knows figure skating.”

絶対言うと思った…実にわかりやすい英語である。

元はコレ↓
Plushenko: Chan Does Not Deserve World Title

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これじゃどんなにぶっちぎりの点数で勝っても

競技者としては「不幸」というしかない。

でも五輪前、こんなに「Pさんの優勝不当」記事が出て、
変な話だが「得をする」のは誰か?
という疑問もわく。

こういう記事が出て、Pさんを矢面に立たせるのもI●Uの狙いなのか?
…と普段が普段なだけに疑ってしまう。

ただ単に「膿がでただけ」なのか?

彼の幸せの為…という訳ではないが
やはりI●Uなり、担当テクニカル・ジャッジなりレフリーなり、採点に関わった人間の説明義務があると言わざるを得ない。

ここまで“チャンフレーション”言われていたら特に。
Pさんが地元キャナダの記事でも答えている通り、

If they (journalists) have a problem with it, they should talk to the judges, not blame me. I'm just going out there and doing my job. I definitely deserved every point I got. It wasn't a gift, they (the judges) didn't give it to me. I worked hard for it.

Pさんを矢面に立たせるより、ジャッジ側が説明しろい。

ま、長々書いたが、言いたいのはコレ↑だけなんスわ。

とはいえ、三連覇だから…
しかも二連覇の時も変な失敗が後半あったものだから…という前提があるのも余計に叩かれる訳で。

チャンピオンってのは名誉もあるかもだけど、責任もあるし、問われるモノもあるからね。

ある程度叩かれるのは致し方ないのかもしれん。

今日は(不本意ながら)Pさん庇うハメになったが、一つだけ突っ込ませていただきたい。

すぐ上の英文(Pさん答えている部分)はこう続く。

~Denis could have won it. I think he made one or two mistakes in his program. I'm sure he's probably kicking himself today."

私が日本人だからなのかもしれないが、
コレ、言わなくても良いんじゃない?…と思ってしまった。

この記事には更に過去の男子シングルの選手たちが14回ワールド制してるにもかかわらず、金メダルとってないことにも触れている。

私にとってはPさんが金を逃してくれる方が有難い訳だが、

元々力持ってるんだし…

高得点出るんだから

ま、頑張れ。

…とくらいは言っておこう。

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フィリップ・ハーシュについてよく思わない部分もあるが
田村明子著「氷上の光と影」の中でこんな記述がある。

「第二章 フィギュアスケートが揺らいだとき」の一部分。
例のソルトレイクシティ五輪ペア不正事件の記者会見後に出された記事について。

シカゴトリビューンのハーシュの記事は、「この騒ぎの責任は、結果の根拠を社会にわかりやすく説明する義務があるにもかかわらず、取材を拒否し続けてきたISUにある」という内容だった。

↑これには大賛成する。
ホント、この時代と何ら変わっていないのだな。

選手が肩身狭い思いするんだよ・・・ったく。

あと、Pさんから離れるが、

「氷上の光と影」より、転載したい部分がある。
「第二章 フィギュアスケートが揺らいだとき」の最初と最後の部分だ。
それ以上ご紹介したいが、それは・・・なので。読みたい方、買いましょう。
(宣伝になっちまう!)
「公正・公平な採点」の難しさとこの競技の物騒さ、翻弄される選手たちの哀しさ…

あくまで田村さんの視点から描いている為、抵抗ある方もいようが
(キャナダに厳しく、ロシア寄り説がある方だ)
これ、今の採点に疑問ある方に読んでいただきたいと思う。

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第二章 フィギュアスケートが揺らいだとき

判定スキャンダルと新採点方式

 正義はなされたのか

「どうして二個目の金メダルを出したの?一決定した結果を覆すようなことをすれば、収拾がつかなくなると思わなかったの?」
 二〇〇二年ソルトレイクシティ冬季五輪が終わって一ヶ月後、私は長野で開催される世界選手権取材へ向かうために日本にいた。当時ISUの広報担当だったアライナ・ブゼットに頼まれて銀座の観光案内をした後、近くのすき焼き屋で夕食をとっていた。この機会にかねてから彼女に聞いてみたいと思っていた疑問を口にしたのだ。
「ではどうすればよかったの?カナダに金メダルを出さなければ、誰かが殺されていたでしょう。ジャッジか、選手か。一番危なかったのはロシアのペアだわ。私たちは関係者の命を守るために二個目の金メダルを出すことにした。あれしか解決方法がなかったの」
 予想していなかった答えに、私はしばらく言葉を失った。「正義がなされた」と北米メディアが報道した二個目の五輪金メダル。あの事件の騒ぎがどれほど異常なものだったのか、この答えが物語っていた。

 二〇〇二ロシアの年ソルトレイクシティ五輪のペア決勝。ミスをしたロシアのペアが、ノーミスだったカナダのペアを破って優勝した。だが翌日フランス人のジャッジが「ロシアに入れるよう圧力を受けていた」と告白。IOCは「早急な解決を望む」とISUに通告し、カナダのチームに二個目の金メダルが授与された。
 これが一般に知られている、ソルトレイクシティ五輪ペア不正採点疑惑事件の概要である。すべての関係者が怒っていたが、それぞれがまったく違う理由だった。
「神聖なアマチュアスポーツの世界に不正があったのは許せない」
これは北米社会の大多数の見解だった。
「どのような理由があろうとも、いったん出た順位はファイナルであるべき。覆したのは大きな間違いだ」
 あるベテランコーチの意見である。
「米国のメディア報道を見ると、ロシアは満足に氷の上で立つこともできないチームであるかのような印象を受ける」
 イギリスの新聞の記事。
「カナダに金メダルが授与されたのは、五輪運営資金の大口スポンサーである北米社会の圧力のためだ」
 長年フィギュアを取材してきたドイツ人ライターのコメント。
「演技を見る限り、明らかにカナダの勝ち」
 米国NBCのコメンテーターをつとめた、カナダ人のサンドラ・べジック。
「カナダはノーミスでも、もともと内容が薄くリサイクルのプログラムだった」
 長年フィギュアスケートを報道してきたシカゴトリビューン紙のフィリップ・ハーシュ。
 一体、誰の言うことが真実なのか。
 どの言い分にも、それなりの理屈はあった。だが一つだけはっきりしていることがある。
 この闘いに、勝者はいなかった。カナダのペアは二個目の金メダルを受け取ったが、
「ISUは傷口に応急のバンドエイドを張っただけ」と非難した。その当人たちも、北米社会でヒーロー扱いされたのはごくわすかな期間ですぐに忘れ去られた。この事件によって利益をこうむったものは誰もいなかった。

 炎と煙おさまった後で残った灰は、社会の信頼を失ったフィギュアスケートというアマチュアスポーツ。関係者の苦い悔恨。ただそれだけだったのだ。

~(中略)~

新採点方式の導入

「ペアの決勝の翌日、私の携帯電話の番号と、メールアドレスがどこかのファンサイトの掲示板に公開されたの。毎日脅迫電話や脅しのメールがひっきりなしに届いた。本当に怖かったわ。フィギュアスケートはもうこりごり」
 銀座のすき焼き屋でそう語ったアライナ・ブセットは、言葉通りその後間もなくISUの仕事から身を引いた。
 その後二〇〇四年秋から新採点方式が導入されたのは、もう二度とこのペア事件のような不正事件を起こさないためにと解釈されている。だが私がブセットから聞いたのは、少し違う話だった。
「ISUのチンクワンタ会長は、あの日ロシアの演技のほうが全体的に優れていると思ったと私に語った。でもジャンプ一つをミスしたことだけで、あれほどの騒ぎになってしまった。もっと全体の質を評価するような採点方式が必要だと痛感したんです」
 現在使用されている新採点方式は、ジャンプ以外の技も難易度によってポイントで具体的に評価され、加算される。この方式で評価されていたら、ソルトレイクシティではベレズナヤたちが文句なしの勝者になっていただろう、とシカゴトリビューン紙のハーシュ記者は書いている。

 二年後の二〇〇四年アテネ五輪で、男子体操個人総合で採点ミスの騒ぎがあった。三位とされた韓国の梁泰栄(ヤンテヨン)の採点方法にミスがあり、本来なら優勝した米国のポール・ハムを上回る得点だったことが正式に発表されたのである。国際体操連盟のグランディ会長が、ハムに金メダルの返還を求める書簡を送ったが、米国側はこの要請を拒否した。
 果たしてまたIOCのロゲ会長が乗り出してきて二個目の金メダルが授与されるのか、私は成り行きをじっと見守った。だがロゲ会長も、当然ながらカナダのディックパウンドも乗り出してくることはなく、梁選手についぞ金メダルが授与されることはなかった。
 NBCのコメンテーターは言った。
「ポール(ハム)は何も悪いことをしていない」
 本当にその通りだ。だが二年前に同じNBCが吊るし上げたベレズナヤ&シハルリゼだって、何も悪いことをしていなかったのだ。

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某有名ブロガーさんが何とフィギュアの採点に関する本を出版されたとか。

しかも自費出版だというのに反響が凄い。

行動力に脱帽である。

その方と全く意見が一致する訳ではないけれど、

本、買ってみようと思っている。

フィギュアブログをやってる立場上、読むべきかもしれん。

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コメント

Pさんのことは、今後どうジャッジが得点をつけるのか注目してます。
キムヨナは、海外ではあの得点に何も問題にならないのが不思議です。
2010ワールドの時も、キムヨナは何も問題にならなかったのは何故なのか、本当に彼女は素晴らしいのか不思議です。ハーシュはキムヨナ上げですよね何故だろう。
フィギュアスケートがスポーツなのかわからなくなってきました。

>ユキ様

>Pさんのことは、今後どうジャッジが得点をつけるのか注目してます。
失敗しなきゃ相変わらず高く出ると思います。
失敗しても出るかな・・・バンクーバーの時もかなりコケてジョニー・ウィアーの上ですからね。

>2010ワールドの時も、キムヨナは何も問題にならなかったのは何故なのか、本当に彼女は素晴らしいのか不思議です。ハーシュはキムヨナ上げですよね何故だろう。
2010ワールドの時はさすがにあちこちで言われてた気がします。日本のスポーツ紙でも話題にしたところあったと思います。
全米マスコミはバンクーバー前から某国がしっかりおさえてるように思います。
北米は日本警戒してる部分もあるのか、スケートにおいてはあちら側ですね。
今季ワールドではヨーロッパの方もおさえてるかな?と思いました。
彼女のショートあまりよく言ってなかった解説者がフリーで絶賛していたり…
なんらかのチェックが入った可能性もあります。

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